フリーランスの医師とは?
一般的に医師の働き方としては、勤務医か開業医のどちらかだと思います。フリーランスの医師とは自分のライフスタイルに合わせて、非常勤やスポットバイトなどで生計を立てる働き方です。麻酔科など特殊な技術が必要で、患者との継続的な関わりが少ない科では以前からフリーランスの医師が存在していたようですが、最近は外科、内科などでもフリーランスの医師が増えているようです。『ドクターX』の影響もあるかと思いますが、時代の流れなのでしょう。
フリーランス医師ってどうなの?
金銭面
勤務医の年収は1000〜2000万円程度ですが、フリーランスだとどのくらいになるのでしょう。(外来非常勤1日8万円×週3日+夜間当直週1回5万円)×52週(1年)=1508万円。コストパフォーマンスは悪くなさそうです。収入を増やそうと思えば2000万円以上の収入を得ることも十分可能だと思います。
時間面
時間が短ければ収入は少ないし、時間が長ければ収入は多くなると思います。しかし、フリーランスの大きなメリットは時間の使い方を自分自身で決めることができるという点です。家庭での役割や健康状態、今後の目標など、自分の都合に合わせて自由に決めることができます。
その他
その他に考えておくべきこととしては、確定申告、社会保険などがあるかと思いますが、キャリアプラン、医局との関係性なども重要なことかもしれません。
フリーランスの総合診療医ってあり?
「フリーランス 総合診療医」で検索してみてもあまり情報が出てきません。0ではないと思いますが、まだそれほどいないのでしょう。医師のバイト募集を見てみると、もちろん専門性が高い求人もありますが(内視鏡や精神保健指定医など)、一般内科外来、健診、当直、訪問診療などの求人も多く、総合診療医は多くの案件に対応できるのでないかと思います。地域医療の中心となるような総合診療医も必要ですが、フリーランスの総合診療医も意外と活躍の場があるのではないでしょうか。
私の描く未来
私は総合診療医として、地域医療の中心となるような医師も理想としてありますが、一旦フリーランスの総合診療医になるのも面白いかなーと思っています。基本的に色々と新しいことをやってみたいタイプなので。ちょっと考えているのは、中心都市に居ながらにしてオンライン診療で地域の患者の診療を行うというスタイル。この構想はまた今度詳しく書きますね。それと医師以外の仕事もやってみたいです。公立病院や大学病院などは副業禁止であることもフリーランスになりたい1つの理由です。少し話が逸れますがMZDAOはご存じでしょうか?MZ(ZOZO創業者で宇宙にも行った前澤さんのこと)が発案したコミュニティーですが、100万人規模で大きな事業を立ち上げようと動いています(この事業をメンバーが提案するのですが、事業計画を考えるだけでも楽しい!)。私は新しいアイデアを考えることが好きなようです。
これからも普通に病院で働いている可能性もありますが、フリーランスの総合診療医、もしかしたら全く医療とは関係のない会社を起業しているかもしれません。またいろいろ報告していきます。
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